2008年05月06日

スタンダール「赤と黒」19世紀年代記 あらすじ(上巻)

読みやすさ ★★★☆☆ (読者への親切度では、今ある翻訳中ベスト)
ボリューム ★★★★☆ (上巻450P、下巻590Pに渡る長編)

栄光をつかみかけながら破滅へ至る主人公の生涯が美しく描かれる
文字の大きさ、訳注のレイアウト、丁寧な解説等、新訳ならではの工夫が見られる

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赤と黒 上巻

 このあらすじは、野崎歓訳「赤と黒」(光文社古典新訳文庫)を基にしています。上巻、下巻とページを分けています。


上巻・・・家庭教師時代~神学校時代
下巻・・・パリ時代~裁判

 *文中の登場人物名をクリックすると、登場人物紹介のページが開きます。

 上巻では、ジュリヤンと、十歳年上の貴婦人レナール夫人との恋愛を中心に語られます。

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pjo1062002 at 18:51|PermalinkTrackBack(0) フランス文学 | スタンダール